ドルトムント香川は先発予定も…DFBポカール準々決勝は雪で中止 アピールの場が痛恨の延期に

クラブCEOやSDは延期決定を支持、香川の公式戦8試合ぶりの先発機会が流れる形に

 日本代表MF香川真司の所属するドルトムントは現地時間28日にDFBポカールのベスト8で独3部シュポルトフロインデ・ロッテと対戦する予定だったが、雪によるピッチコンディション不良のために試合が延期となった。

 試合開始1時間前にはスターティングイレブンが発表され、香川も名を連ねていた。しかし、思わぬアクシデントで公式戦8試合ぶりとなるスタメン出場の機会が流れる形となった。

 リーグ戦では同じ攻撃的MFのポジションで19歳のMFウスマン・デンベレや、22歳MFラファエル・ゲレイロといった若手選手にレギュラーポジションを譲る形となっている香川。カップ戦は貴重なアピールの場となるだけに痛恨の延期となった。

 ドルトムントのハンス=ヨアヒム・ヴァッケCEOも「正しい決断だ」とこの決定を支持。ミヒャエル・ツォルクSDも「ピッチで真っすぐ立っていることができない。滑って、止まることができないから筋肉系の負傷や対戦相手にぶつかってしまう可能性がある」と状況を説明した。

 DFBポカール大会公式ツイッターによれば、再調整された試合日程は現地時間1日に発表される予定となっている。ドルトムントの公式サイトによれば、クラブはUEFAチャンピオンズリーグと並行で戦っているという事情もあり、今月14日に行われるのではとされている

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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