強行軍でのACL2連勝に浦和監督もご満悦 「想像以上に良い形」で因縁のFCソウルから衝撃5発

11日間で4試合目のゲームで圧巻のゴールショー 「20分ほどでゲームを決定づけられた」

 浦和レッズのミハイロ・ペトロヴィッチ監督は、28日のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)第2節後の記者会見で、過密日程のなかFCソウルに対してホームで5-2の勝利を収めたことにご満悦の様子だった。

 浦和の臨戦過程は厳しく、18日にゼロックス杯で鹿島アントラーズ(2-3)と戦うと、そのまま空港に直行。片道10時間の飛行機移動を経て、21日に中2日でACL開幕戦のウェスタン・シドニー・ワンダラーズ戦(4-0)に臨んだ。すると翌日には即座に帰国し、25日にJリーグ開幕戦の横浜F・マリノス戦(2-3)、そして再び中2日でこのFCソウル戦に臨んでいた。

 指揮官は「今日のゲームは非常に厳しかった」と切り出したものの、その表情は「見たか」と言わんばかりだった。

「過密日程のなかで、シドニーへの移動まであった。FCソウルは先週の火曜日(21日)のこのACL初戦を上海と戦ったが、1週間の準備期間があった。それは、彼らにとって大きなアドバンテージになったはずだ。しかし、想像以上に良い形でゲームが進んだ」

 週末にゲームがなかったFCソウルの日程を引き合いに出し、11日間で4試合目となる一戦で大勝を収めたチームを誇った。この試合では前半9分のFW武藤雄樹のゴールを皮切りに、同21分までに4ゴール。その間に1失点こそ喫したが、前半終了間際に加点して45分間で5点を奪った。後半終了間際に1点を返されたが、そこには疲労の影があったとも振り返った。

 

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