ジョージア代表エース「人生最高の日だ」 初EUROで決勝T進出の快進撃に海外注目
決勝トーナメントではスペインと激突
ジョージア代表は欧州選手権(EURO)のグループ第3節でポルトガル代表に2-0で勝利し、初出場でのベスト16進出を決めた。ゴールを決めたFWクビチャ・クワラツヘリア(ナポリ)は「人生最高の日」と、この快挙を振り返った。海外メディア「EUROSPORT」が報じている。
今大会唯一、初出場国のジョージアは初戦でトルコに1-3で敗れたものの、続く第2節でチェコと1-1で引き分けて決勝トーナメントに望みをつないだ。
そして迎えた2大会前の王者ポルトガルとのグループ最終戦。ジョージアは前半2分にクワラツヘリアのゴールで先制すると、後半にはFWジョージズ・ミカウタゼのPKで追加点を奪って金星を挙げた。EURO初勝利で勝ち点を「4」とし、各組3位のうちの上位4チームに入って決勝トーナメントに進出した。
チームを勝利に導いたクワラツヘリアは、試合のプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出され、憧れの存在であるFWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)とユニフォームも交換した。
所属するセリエAの強豪ナポリでは2022-23シーズンにリーグ制覇を経験し、リーグMVPにも輝くなど、欧州の最前線で活躍する同選手は試合後、「スクデット(セリエA優勝)も素晴らしいものだったが、今日は自分の国のためにプレーできて幸せだ。人生最高の日だ。ナポリでスクデットを獲得するよりもジョージア代表での戦いの方が難しかったからだ。代表チームでプレーすることは常に僕の夢だったし、次のラウンドに進むこともできた。この感情を説明するのは難しいよ」と喜びを露わにしていた。
決勝トーナメント1回戦ではB組を3戦全勝で勝ち上がったスペインと激突するジョージア。彼らの快進撃はどこまで続くだろうか。
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