川崎、試合内容&シュート本数で湘南を圧倒も…ドロー決着 失意の勝ち点1留まり
川崎は湘南に1-1のドロー
川崎フロンターレは6月26日、J1リーグ第20節で湘南ベルマーレと対戦し、1-1と引き分けた。序盤から川崎が圧倒する展開となったなか、後半17分に先制に成功するも、同33分に同点とされ、勝ち点1の獲得に留まっている。
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リーグの前半戦を降格圏から勝ち点6差の14位で折り返す厳しいシーズンを強いられているなか、この日は実に354日ぶりに背番号「10」を背負う元日本代表MF大島僚太がベンチ入りを果たしたことで、等々力陸上競技場は試合開始前から並々ならぬ活気に溢れていた。声援に後押しされた川崎は、序盤から怒涛の攻め込みで湘南を圧倒する。
前半16分、左サイドのFWマルシーニョの突破からゴール前でフリーのFW山田新が枠内にダイレクトシュートを打ち込むも、相手GKソン・ボムグンが鋭い反応を見せて阻まれる。こぼれ球をDF佐々木旭がダイレクトで詰めるも、左ポストに直撃。さらにボールを拾ったMF脇坂泰斗が左足のミドルシュートを放つが、再びソン・ボムグンの好セーブで弾かれた。
さらに前半21分、ペナルティー右から崩してMF山内日向汰がゴール前にラストパスを送り、山田が押し込むが、またもソン・ボムグンによる左手一本のスーパーセーブでゴールネットを揺らすことができず。湘南がシュート数2本なのに対し、川崎は13本を記録し、決定機も幾度となく創出したなかで、相手守護神の牙城を崩せず前半をスコアレスで折り返した。
後半は湘南の反撃に遭う展開が続くなか、後半17分、ついに均衡が破れる。ペナルティーエリア右で山田が相手守備陣に囲まれるも、フィジカルを活かした突破からグラウンダーのクロスを供給。フリーで構えていたマルシーニョが落ち着いて流し込み、先制に成功した。しかし同33分、相手MF田中聡に強烈なミドルシュートを叩き込まれ同点にされてしまう。試合はそのまま1-1で終了し、試合内容とシュート本数で大きく上回りながらも、勝ち点1の獲得に留まった。