「本田圭佑以降いない」 “マイアミの奇跡”組がパリ五輪世代に言及「刺激を与える存在が必要」

遠藤彰弘氏がパリ五輪世代の選手にメッセージ【写真:Getty Images】
遠藤彰弘氏がパリ五輪世代の選手にメッセージ【写真:Getty Images】

前園真聖氏と遠藤彰弘氏がパリ五輪世代に言及

 元日本代表MF遠藤保仁氏(現ガンバ大阪コーチ)の実兄である元Jリーガーの遠藤彰弘氏が、元日本代表MF前園真聖氏のYouTubeチャンネル「おじさんだけど、遊んでもいいですか?」に出演。五輪経験者として、パリ五輪世代へメッセージを送った。

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「遠藤3兄弟」の次男である彰弘氏は、鹿児島実業高から1994年に横浜マリノス(現横浜F・マリノス)に入団。2005年夏まで在籍し、その後ヴィッセル神戸でもプレーした。

 Jリーガーとして14年間戦った彰弘氏は、U-23日本代表の一員として1996年のアトランタ五輪にも出場。アキレス腱の怪我を抱えるなか、グループリーグ初戦のブラジル戦に痛み止めの注射を打ってピッチに立ち、王国相手に1-0で勝利する“マイアミの奇跡”を経験した。

 そんな彰弘氏は、同郷で高校の2学年先輩である前園氏の公式YouTubeチャンネルに出演。今夏にパリ五輪に出場し、グループDでパラグアイ、マリ、イスラエルと対戦する大岩ジャパンに対して、「優勝してほしい。オリンピックで活躍すると次にどんどんつながっていく」とメッセージを送った。

 彰弘氏は、チーム内にもっと我の強い選手がいてもいいと考えているようだ。「みんな同じように見えると面白くない。プレーの面で破天荒というか、分かりやすいやんちゃな感じの選手が1人いるだけで変わる。前園さんみたいな(笑)。(パリ五輪世代は)みんな真面目」と語った。

 これには、アトランタ五輪でキャプテンを務めた前園氏も、「(2008年の北京五輪に出場した)本田圭佑以降いない。プレーだけでなく、言動も含めて刺激を与える存在が必要。みんな上手いけど、上手いだけじゃないエッセンスが出てくるとまた面白い」と見解を述べていた。

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