オランダ主将ファン・ダイクが沈痛…低調パフォーマンス→3位通過に海外注目「酷かった」

オランダ代表のフィルジル・ファン・ダイク【写真:ロイター】
オランダ代表のフィルジル・ファン・ダイク【写真:ロイター】

オランダはオーストリアに敗れてまさかの3位通過

 欧州選手権(EURO)は現地時間6月25日にグループリーグD組の最終節が行われオランダがオーストリアに2-3で敗れた。主将のDFフィルジル・ファン・ダイクはまさかの3位通過に絶望した。

 EUROは2016年から24チームに拡大され、グループリーグは各組の2位以内と3位のうち上位4チームが決勝トーナメント進出する形式になっている。

 オランダは第2戦を終えフランスと並び勝ち点4で決勝トーナメント進出を決めていたが、オーストリアとのゲームは点の取り合いに。オランダはオウンゴールで先制点を与えると、同点に追いついては突き放される展開で最後はMFマルセル・ザビッツァーに決勝ゴールを許した。そして、フランスは敗退が決まっていたポーランドに不覚を取り1-1の引き分けで終了。この結果、オーストリアが首位通過、フランスが2位、オランダが3位での決勝トーナメント行きという結果になった。

 英メディア「スポーツ・バイブル」は試合後にファン・ダイクがインタビューに対応して「このパフォーマンスは説明できない」と絶句した様子を公開。ファン・ダイクは決勝ゴールを許したザビッツァーとの対峙でタックルやインターセプトを1つもできなかったという。

 海外のファンからは「少なくとも2ゴールは彼のせいだった」「絶対に酷かった」「説明責任はない。サイドにとどまりすぎ」など厳しい声から「1つも悪い試合がなかった選手はいない」「世界最高の選手であることは良く知っている」などかばう声も寄せられていた。

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