FIFAランキング58位が王国相手に勝ち点1 南米選手権「最初の衝撃」に海外紙注目

ブラジルはコスタリカ相手にドロー【写真:ロイター】
ブラジルはコスタリカ相手にドロー【写真:ロイター】

ブラジルは大会初戦で0-0ドロー

 ブラジル代表は、現地時間6月24日に行われた南米選手権(コパ・アメリカ)の初戦でコスタリカにまさかの0-0で引き分けた。アルゼンチンメディアは、「コパ・アメリカ2024最初の衝撃」と取り上げている。

 ブラジルは前半にボール保持率75%をマークし、コスタリカ陣内で試合を進めた。前半30分には左サイドからFWハフィーニャが入れたフリーキックでのクロスから最後はDFマルキーニョスが押し込んだが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)介入の末にオフサイドでゴールは取り消しになった。

 後半に入っても圧倒的に攻撃を仕掛け、17歳の新鋭FWエンドリッキも投入して猛攻を仕掛けたが、5バックで守備を固めるコスタリカに手を焼いた。GKパトリック・セケイラのファインセーブもあったものの、ブラジルは最終的にシュート18本を放って無得点。コスタリカに得点チャンスは全く与えなかったが、1点が遠いまま試合を終えた。

 アルゼンチン紙「Ole」は「コパ・アメリカ2024最初の衝撃:ブラジルが初戦でコスタリカに0-0ドロー」と見出しを打ち、「FIFAランキング58位で、ワールドカップに6回しか出場していないコスタリカが、(同4位の)ブラジル相手に0-0で引き分けるという壮大で忘れがたい試合をやってのけた」と、コスタリカの健闘に着目していた。

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