Jリーグが「脳振盪交代ルール」変更へ 相手チームが交代の場合、「自チームは追加で1名交代」へ

脳震とうのルールを更新(写真はイメージです)【写真:徳原隆元】
脳震とうのルールを更新(写真はイメージです)【写真:徳原隆元】

6月25日の理事会で決定

 Jリーグは6月25日に開催された理事会において、国際サッカー評議会(IFAB)からの通達に従い、「脳振盪交代ルール」を変更することを決定した。

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 脳振盪の疑いによる交代は原則、「1試合において、各チーム最大1人の『脳振盪による交代』を使うことができる」「『脳振盪による交代』は、その前に何人の交代が行われているにかかわらず、行うことができる」となっていたが、新たに「相手チームが『脳振盪による交代』を使用した場合は、自チームは追加で1名を交代させることができる(この場合の交代理由は脳振盪であるか否かを問わない)」というルールが追加された。

【事象】
例1:相手チームが「脳振盪による交代」を実施
→5名に加えて、1名の交代枠が追加される=合計6名の交代枠

例2:両チームが「脳振盪による交代」を実施
→5名に加えて、1名の「脳振盪による交代」があり、さらに1名の交代枠が追加=合計7名の交代枠

【交代の回数】
・「脳振盪による交代」は、「通常の」交代の回数の制限とは別に取り扱われる
・チームが「脳振盪による交代」を「通常の」交代に合わせて行った場合、1回の「通常の」交代としてカウントされる

【導入時期】
J1リーグ:8月7日(水)
J2リーグ:8月3日(土)
J3リーグ:8月17日(土)
ルヴァンカップ:9月4日(水)

(FOOTBALL ZONE編集部)



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