EURO、イングランド、フランス、オランダの決勝トーナメント進出決定 クロアチアは敗退濃厚
イタリアは決勝トーナメント1回戦でスイスと対戦へ
欧州選手権(EURO)は現地時間6月24日にグループリーグB組の最終戦が行われ、最終順位が決まった。そのことで、同日の試合のなかったチームの中でイングランドなどが決勝トーナメント進出を決めた。
B組では首位スペインがアルバニアを下して3連勝の突破を決めた。そして、イタリアとクロアチアの2位争いはラストプレーでの同点弾を決めて引き分けに持ち込んだイタリアが勝ち点4の2位を確保。クロアチアは勝ち点2の3位フィニッシュで、他国の結果次第で敗退が濃厚となってしまったものの、わずかにベスト16進出の可能性を残した。
2016年から24チームに拡大され、グループリーグは各組の2位以内と3位のうち上位4チームが決勝トーナメント進出する形式になっている。すでに終了しているA組では、ハンガリーが勝ち点3の3位になった。
そのため、C組で勝ち点4を確保していて最下位になる可能性がないイングランド、D組で勝ち点4で並び3位以上が決まっているフランスとオランダの3チームが、最終戦の結果により自分たちのグループで3位になっても、3位のうち上位4チームになることが決まったために決勝トーナメント進出が決まった。この結果は、3チームの最終戦で起用するメンバーなどに影響を与えるかもしれない。
そのため、現時点で決勝トーナメント進出を決めているのはA組のドイツとスイス、B組のスペインとイタリア、C組のイングランド、D組のフランスとオランダ、F組のポルトガルといった面々に。そして、イタリアとスイスは決勝トーナメント1回戦で対戦することが決まっている。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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