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パスに「添付ファイルが付いている」 天才パサー小野伸二が絶賛した才能「出会えるのは稀」
イベントで最高のパサーに中村俊輔氏の名前を挙げる
元日本代表MF小野伸二氏といえば、味方が受け取りやすい「エンジェルパス」と呼ばれるパスが象徴的なプレーだった。日本サッカー史上有数のパサーだが、逆にパスの受け手として快適だった選手は誰なのだろうか。6月24日に行われた小野氏のドキュメンタリー番組「SHINJI ONO」のプレミアム試写会前のトークショーで、そんな質問を受けた小野氏は、「それはもう俊輔さん。中村俊輔さん」と、天才レフティーの名前を挙げた。
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小野氏と中村俊輔氏は、シドニー五輪のU-23日本代表やジーコ監督時代の日本代表で共闘している。小野氏は中村氏のパスについて、「どのパスもそうですが、言葉が入っているというか、意図がある。パスに添付ファイルが付いている(笑)。『こうしてほしい』『こうしなさいよ』と言われているようなパスで、それで流れがスムーズになる」と、コメントした。
そして、「そういう選手に出会えるのは稀(まれ)。俊輔さんとは短い期間しかやっていませんが、その時はすごく幸せな時間だなと感じましたし、もっともっとやりたいなと感じました。(中村氏の)引退試合にも参加させてもらいましたが、一緒のピッチに立てたのは最高でしたし、また一緒に蹴りたいなと思います」と、今でも再び左利きのファンタジスタとプレーすることを心待ちにしていると明かしていた。
(河合 拓 / Taku Kawai)
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