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“喉元キック”退場劇に「議論の余地はない」 南米選手権、衝撃ファウルに海外戦慄「ひどい暴力」
エクアドルは初戦を逆転負け
エクアドル代表は現地時間6月22日、南米選手権(コパ・アメリカ)グループステージ第1節でベネズエラ代表と対戦し、1-2で敗れた。重要な大会初戦で黒星を喫したなか、試合に大きな影響を及ぼしたエクアドルFWの退場劇が反響を呼んでいる。
エクアドルはこの試合、前半22分にFWエネル・バレンシアが一発退場となるアクシデントで早くも厳しい状況に立たされる。それでも同40分、フリーキック(FK)のこぼれ球をMFジェレミー・サルミエントが右足で叩き込んで先制に成功した。
そのまま後半に突入も、エクアドルに数的不利の影響が。同19分にFWホンデル・カディスのゴールで追い付くと、その10分後にMFエドゥアルド・ベージョが逆転弾を決め、ベネズエラが試合をひっくり返した。エクアドルは奮闘も虚しく、初戦での勝ち点を手にすることができなかった。
エクアドルにとって悔やまれるのは、バレンシアの一発退場に違いない。問題のシーンが生まれたのは、敵陣へと攻め込んだ場面だった。
起点となったのは、左サイドからアーリー気味に供給された低いクロス。ボックス内中央に飛び込んだMFライ・パエスが右足で合わせるも、相手GKラファエル・ロモのファインセーブに遭う。そのこぼれ球にバレンシアがいち早く反応したが、次の瞬間にカバーに入ったベネズエラMFホセ・マルティネスが苦悶の表情とともに倒れ込んだ。
よく見ると、この時にバレンシアの右足がマルティネスの喉元あたりを直撃。主審はこのプレーに対し、オンフィールドビューを行ったうえでバレンシアにレッドカードを提示した。
この退場劇はその後、SNS上で話題に。ベネズエラメディア「Foro Todofutbol」が該当シーンの動画を投稿したところ、コメント欄には「議論の余地はない」「ひどい暴力」「レッドを出さざるを得ない」「理解できない」「退場の判断は間違いない」といった驚愕や判定を支持する声が多数寄せられている。