日本が誇るSBが再び海外へ 34歳・酒井宏樹の去就に脚光「また世界で一花咲かせて」
酒井宏樹が海外移籍のため浦和を離脱
元日本代表DF酒井宏樹は6月24日、所属する浦和レッズより海外クラブ移籍を前提とした手続きと準備のためチームを離脱することが発表された。Jリーグから再び海外へ。酒井の去就には大きな注目が集まっている。
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現在34歳の酒井は2009年に柏レイソルユースより昇格。同年にブラジルのモジミリンECへ約半年間レンタルされ、その後は柏で2012年6月までプレーした。翌月にドイツのハノーファーへ完全移籍し欧州初挑戦。16年7月にはフランスの名門マルセイユに移籍し、5年間を過ごした。
21年夏に浦和へ加入しJリーグへ復帰した酒井は、翌年のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)制覇に大きく貢献。所属4年目の今季はキャプテンに就任したが、リーグ戦10試合の出場にとどまっていた。
日本代表としても74キャップを数え、14年のワールドカップ(W杯)ブラジル大会、18年のロシア大会、22年のカタール大会に参加。ロシア大会では全試合フル出場で日本の右サイドバックとして堂々のプレーを披露した。
34歳という年齢で、再び海外への移籍を決断した酒井。ドイツの移籍情報サイト「Transfermarkt」によると、酒井の最新市場価値は60万ユーロ(約1億円)となっている。酒井の最高額はマルセイユ在籍時代、2018年7月から19年末まで記録した800万ユーロ(約13億7000万円)を誇った。
SNS上では浦和でキャプテンも務めていた酒井の移籍に「3年間ありがとう」「世界を魅せてもらった」「また世界で一花咲かせてください」「新たな挑戦を応援します」「尊敬する選手」と感謝や応援のメッセージが続々と届けられていた。