アジアを制すには暑さ対策がカギ 岡崎は「試合の進め方を話し合いたい」
舞台は真夏のオーストラリア
アギーレ・ジャパンの連覇のカギは、真夏のオーストラリアにおける暑熱対策にある。前夜、夜間飛行で3日朝、オーストラリアに到着した。
雪も舞った正月の千葉から一転、セスノックは気温28度、湿度75パーセント。気温差は25度にも迫る。
マインツFW岡崎慎司は3日午後に行われたオーストラリア合宿初日の練習後、大汗を拭きながらこう語った。
「暑いですね。ただ想像通り。これぐらいは暑いと思っていたので。あとはどれだけ慣れることができるのかだと思う」
アジアカップ初戦パレスチナ戦まで10日となった強化合宿はまるで独クラブの冬季休暇中の合宿のようだという。
「飛行機に乗ってきて、朝に到着したので。時差が影響して、ちょっと体は重い。そういうのが取れれば、違ってくると思う。時期的にもキャンプをしているみたいな感じ。状況は普段とは変わらないと思う。この時期にキャンプをしているので。ただ、試合があるというところが違う。早めに調整している分、体的には大丈夫だと思うけど、あとはこの暑さに慣れることが大事だと思う。条件はみんな一緒なので、試合でどういう進め方をするか、話し合いたい」
岡崎はブンデスリーガのスケジュール通りのリズムのまま、時差と暑さに適応することを目標としている。MF長谷部誠(フランクフルト)は、暑熱対策の一環として頻繁に水分を摂取する方針を明かしている。寒暖差を制し、暑熱対策を完璧にすることが、連覇への第一歩となりそうだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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