伊藤洋輝は「バイエルンに柔軟性をもたらす」 50億円→40億円の移籍費用減額にも独紙注目
伊藤はバイエルンと2028年まで
日本代表DF伊藤洋輝は、現地時間6月13日にドイツ1部バイエルン・ミュンヘンへ完全移籍が決まった。名門クラブへ電撃加入したが、ドイツ紙も「バイエルンに柔軟性をもたらす」と評価している。
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伊藤は今季ブンデスリーガ2位と躍進したシュツットガルトで公式戦29試合に出場して2アシストを記録。左サイドバック(SB)とセンターバック(CB)に適応可能な万能戦士として評価を高め、バイエルンへ完全移籍を果たした。
ドイツの移籍専門サイト「Transfermarkt」が掲載した来季陣容の先発予想イレブンでは韓国代表DFキム・ミンジェの名前はなく、最終ラインには伊藤のほか、ヨシュア・キミッヒ、アルフォンソ・デイビスの主力2枚が並んだことでも話題になった。
ドイツ紙「Tz」では、シュツットガルトと伊藤の間では契約解除条項が3000万ユーロ(約50億円)に設定されていたなかで、同じドイツ国内のバイエルンへの移籍となったことで、特別条項適用により支払いは2350万ユーロ(約40億円)に抑えられたと紹介しつつ、「バイエルンに柔軟性をもたらす伊藤」と、25歳の日本人DFにスポットライトを当てている。
「伊藤はシュツットガルトで2年間プレーし、正確なパスとインテリジェンスで信頼できるDFとしての地位を確立した。伊藤はバイエルンに、4バックや3バックに配置できる万能ディフェンスを与える。守備でも堅固で、攻撃でもインパクトを与える能力は、バイエルンの新監督であるヴァンサン・コンパニの要求と好みのシステムに完璧に合致する」
ヴァンサン・コンパニ新監督の下、伊藤がどのような起用をされていくかにも注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)