「日本もやってほしい」 EURO独代表ウェア、選手へ敬意示す“洒落た仕掛け”話題「凄くいい」

ドイツ代表のジャケットウェアに注目【写真:ロイター】
ドイツ代表のジャケットウェアに注目【写真:ロイター】

国家斉唱の際に纏う「アンセムジャケット」に施された“仕掛け”に熱視線

 欧州選手権(EURO)開催国ドイツ代表が国家斉唱時に着用するジャケットに施されたある“仕掛け”が注目を浴びている。各選手が身に纏うウェアにはそれぞれに生まれ故郷を記す地図や代表キャップ数がプリント。長年ユニフォームサプライヤーを務めてきた「アディダス」社による粋な演出が反響を呼んでいる。

 ドイツの選手たちが試合前、国家斉唱の際に纏う「アンセムジャケット」は一見、どれも同じデザインのようだが選手へのリスペクトが感じられる洒落た演出が加えられている。英サッカー専門誌「FourFourTwo」も「ドイツのユーロ2024国歌ジャケットにあなたが気づいていないかもしれない美しい個性的なディテール」とその細部に熱視線を送っている。

 そのウェアをよく見ると右胸のアディダス社ロゴ、左胸にある代表チームのロゴ下にそれぞれマーキングが施され、右胸には各選手の生まれ故郷を示すドイツ国内の小さな地図がプリント。反対側には代表チームでの獲得キャップ数を示す数字があしらわれ、50キャップには銀色、100キャップには金色のバッジが付く仕様だ。

「FourFourTwo」は「大会で素晴らしいスタートを切った開催国が、ファッションの面で上位に位置するのは当然のことではないだろうか?」と、そのデザインを称賛。この1着はSNS上でも話題を呼んだなかで、日本のファンからも「こういう発想って素晴らしい」「凄くいい」「こんな粋なことしてくれるの熱い」「日本代表でもやってほしい」と熱視線が注がれている。

 なお、ドイツ代表と母国発祥のスポーツメーカー「アディダス」社とのサプライヤー契約は2026年で終了。70年以上に渡って続いていた関係性に終止符が打たれ、27年から米スポーツメーカー「ナイキ」社と新契約を締結している。

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