J2仙台のPK献上判定、肘直撃も解説「うわー、難しい…」と本音「映像が正しいとは限らない」

山形×仙台のハンド判定に注目(写真はイメージです)【写真:徳原隆元】
山形×仙台のハンド判定に注目(写真はイメージです)【写真:徳原隆元】

山形MF南のシュートが仙台DF小出の肘を直撃

 ベガルタ仙台は、6月22日に行われたJ2リーグ第21節モンテディオ山形戦で1-1と引き分けた。1点リードで迎えた前半40分、山形にPKを献上して同点に追い付かれた判定が反響を呼んでいる。

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 敵地NDソフトスタジアム山形に乗り込んだ仙台は前半32分、相手のハンドによって獲得したPKをFW中島元彦がきっちり決め、先制に成功する。

 しかし、前半40分にセットプレーのこぼれ球に山形MF南秀仁が右足シュートを放つと、コースに入った仙台DF小出悠太の右腕付近をボールが直撃。今村義朗主審はPKスポットを差し、山形のPKを宣告した。そのあとの流れで今村主審は小出に対して、「反スポーツ的行為」としてイエローカードも提示している。

 スポーツチャンネル「DAZN」で解説を務めた元Jリーガーの越智隼人氏はリプレイ映像を見て、「うわー、難しい…」と一言。「グっと肘を締めているように見えますけど、肘に当たっているのは間違いない」としつつ、抗議した小出について「小出選手の気持ちも分かる。我々が見ている映像が正しいとは限らない。この角度からは肘をしっかり締めているように見えるが、ピッチ内でレフェリーの方が見ている目線が一番はっきり見えていたりする」と語っていた。

 試合は、2021~23年に仙台に所属していた山形MF氣田亮真にPKを決められて同点とされ、1-1のドロー決着だっただけに、仙台としては悔しい一戦となった。

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