町田を支える最後尾CBの存在 無失点に誇り「周りが支えてくれてのこと」「代表はね…もう」

福岡戦に出場した昌子源【写真:徳原隆元】
福岡戦に出場した昌子源【写真:徳原隆元】

町田のキャプテンであるDF昌子源が福岡戦で無失点に貢献

 J1で首位に立つFC町田ゼルビアは、6月22日に行われたJ1リーグ第19節のアビスパ福岡戦に0-0で引き分けた。町田のキャプテンであるDF昌子源は、1対1でも堅守を見せてチームの4試合ぶりの完封に貢献した。

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 U-23日本代表の監督が鹿島アントラーズ時代の監督である大岩剛監督ということから、一時はU-23日本代表へのオーバーエイジでの招集も噂された昌子に、新たに発表された日本代表の新ユニフォームについて尋ねる。

 質問の意図を汲んでくれた昌子は「代表はね…もう」と言い、「(長友)佑都くんが入っているのは、改めてすごいと思います。6月の2試合は出番がありませんでしたが、すごいなと思います。かといって自分が今、代表を話題にできるかというと、それよりはしっかりチームで結果を残す。そもそも結果を残していると思っていないので。チームは首位にいますけど、周りが支えてくれてのこと。僕は開幕前に怪我をしたこともありましたし。そういう意味でも」と、語った。

 そういう自覚があるだけに、この日の無失点は嬉しかったようだ。「フラッシュインタビューでも言ったんですが、久々の無失点だったんじゃないかな。これが町田に求められる後ろの責任なので、まずはゼロを意識しながら、勝てるようにしていきたいですし、頑張りたい」と語った。

 前半戦の首位争いは古巣の鹿島アントラーズと行っているが、優勝争いを古巣とする可能性については「まだそこは考えない。もう少し近くなって来た時に、順位がどうなっているか。ただ1つ言えるのは、離脱はしたくないということ。このままずっと首位にいられるかも分からないし、初の連敗があるかもしれない。そんなに簡単じゃないことは、ずっとわかっていること。2位になろうが、3位になろうが、優勝争いは最後まで続けていたい」と、残りの19試合に向けて気を引き締めた。

(河合 拓 / Taku Kawai)



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