東京Vが名古屋を撃破! レフェリー好判断から決勝ゴール…J1で16年ぶり“オリ10”対決制す
東京Vと名古屋のオリジナル10対決に
J1リーグ第19節・東京ヴェルディ対名古屋グランパスの一戦が6月22日、味の素スタジアムで行われ、ホームの東京Vが1-0で勝利し、2試合ぶりの白星を飾った。
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前節のサンフレッチェ広島戦を1-4で落とした東京Vは前半早々の2分、コーナーキック(CK)から早速決定機が到来。MF翁長聖が中央へ蹴った送ったキックが流れたところで、MF齋藤功佑が左足で狙ったボールがディフレクションし、クロスバーにヒット。こぼれ球にFW染野唯月が反応も、シュートは枠を外れた。
対する名古屋は立ち上がりこそ劣勢に立たされたものの、3バックを中心に相手の攻撃を跳ね返すシーンを増やす。しかし、攻撃の局面でなかなかフィニッシュへ持ち込めず、同23分にようやくFW永井謙佑のパスに抜け出したFW山岸祐也がシュートを放つも相手GKマテウスに難なくセーブされた。
その後も両チームともに決め手を欠き、スコアレスのまま前半を終了。後半はキックオフと同時に名古屋が積極的に攻勢に出たなかで、先に試合を動かしたのは東京Vだった。同7分、カウンターに転じた場面でFW木村勇大が相手に倒されるも、主審がアドバンテージを見て流した好判断の隙を逃さず、翁長が右サイドから独走し、最後はループシュートを沈めた。
追い付きたい名古屋は前線にFWパトリックを投入し反撃を開始。後半30分の絶好機では、フリーキックのリスタートからパトリックがペナルティーエリア内で収め、山岸とつないだボールを最後はMF椎橋慧也が左足で狙うも、シュートはゴールポストに阻まれた。
その後も名古屋が猛攻を仕掛けるも、東京Vは必死のディフェンスで凌ぎ、J1では2008年10月以来、16年ぶりとなったオリジナル10対決を制した。