“因縁の日韓対決”に燃える浦和のFW李 FCソウル戦は「神様が決めた素晴らしい舞台」

ACL初戦で1ゴール・1アシストの李 リベンジマッチに目を輝かせる

 浦和レッズのストライカーであるFW李忠成は、27日に迎えるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ第2節のFCソウル戦(韓国)を「神様が決めたとても素晴らしい舞台」と話し、因縁の日韓対決勝利へ意気込んだ。

 浦和は昨季FCソウルと今大会の決勝トーナメント1回戦で激突。ホームでの初戦に1-0と勝利したものの、敵地では0-1と敗戦。そのまま突入した延長戦で李が2ゴールを挙げるが2失点し、PK戦の末に敗れて大会から姿を消した。

 試合後に「アジアで優勝することしか考えていなかった」と悔しさを露わにしていた李は、今季の公式戦ホーム初戦でそのリベンジマッチが訪れたことに目を輝かせた。

「まずは2017年のホーム初戦を素晴らしい相手とできることを楽しみにしている。選手だけでなくクラブの関係者も、去年に韓国王者として僕らと戦って、PK戦で負けたソウルと戦えること。神様が決めたとても素晴らしい舞台だと思っているので。コンディションも整っているので、素晴らしいゲームをしたい」

 今大会で李は21日のグループステージ初戦のウェスタン・シドニー・ワンダラーズ戦で先発出場すると、1ゴール・1アシストの活躍で4-0という最高の白星発進に大きく貢献した。勢いに乗るストライカーは、2007年以来になる浦和のアジア制覇と、その先まで見据えて戦う気持ちを表現している。

 

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