ネイマール以来の衝撃? チェルシー獲得報道のブラジル人17歳を代表OB絶賛「最高の選手」
チェルシー獲得で合意を報じられたのは17歳FWエステヴァン・ウィリアン
イングランド1部チェルシーは、ブラジル1部パルメイラスから17歳のFWエステヴァン・ウィリアンの獲得で合意に達したと伝えられている。1994年のアメリカワールドカップ(W杯)の優勝メンバーでもある元ブラジル代表DFブランコ氏は、17歳の才能を絶賛している。英紙「メトロ」が報じた。
右ウイングでのプレーを得意とするレフティのエステヴァンは、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシになぞらえて「メッシーニョ」の愛称を持つ。欧州へ渡れるのは18歳になってからになるが、早くも欧州のビッグクラブは注目しており、今回チェルシー移籍が決まったと噂されている。
チェルシーはパルメイラスに対して、3400万ユーロ(約58億円)を支払い、さらに2300万ユーロ(約40億円)を上乗せする可能性があるという。パルメイラスでも、まだ22試合しかプレーしていないエステヴァンだが、与えたインパクトは特大のようだ。
ブランコ氏は2026年のW杯メンバーに入ることを予想し「このような子供が現れるのは久しぶりであり、ブラジルは素晴らしい世代の選手たちを抱える。2026年のブラジルは、とても強く、力もあり、スピードとクオリティーも兼ね備えている」と話したが、なかでもエステヴァンは別格だという。
「ほかのすべての選手たちに敬意を欠くわけではないが、過去に一度も話していないことを言わせてもらえば、私からすればエステヴァンはネイマール以来、ブラジルで生まれた最高の選手だ。あくまで私見だが、彼を注意深く見れば、分かるだろう。ここブラジルでは誰もがスペクタクルだが、この子の天井はほかの選手たちよりちょっと高い」と最大級の賛辞を送っている。
現在は年代別のブラジル代表でもプレーしているエステヴァンだが、いつフル代表デビューを果たすかも注目される。
(FOOTBALL ZONE編集部)