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スペイン2部タラゴナの鈴木が移籍後初ゴール! 「長く時間はかかったけど…」と仲間に感謝
ヘディング決勝弾でチームを勝利に導いた鈴木 今季27試合を終えて24試合に出場
柴崎岳のテネリフェ移籍などで注目を浴びるスペイン2部で、ジムナスティック・タラゴナ所属のDF鈴木大輔が現地時間26日の第27節敵地レアル・サラゴサ戦に先発し、移籍後初ゴールを決めた。鈴木のヘディング弾が決勝点となり、試合は2-1でタラゴナが勝利。試合後にはローカールームで歓喜に沸く仲間たちと写真を撮影し、自身のインスタグラムにアップしている。
試合は前半5分に先制を許す苦しい立ち上がりとなるも、同30分にFWアントニオ・デルガドの同点弾でタラゴナが追いつく。1-1で迎えた後半28分、右CKからファーサイドの鈴木がヘディングシュートを叩き込んで勝ち越し、これが決勝点となってタラゴナがそのまま逃げ切った。
試合後、ロッカールームで仲間たちと喜びを分かち合った鈴木は上半身裸でチームメートたちと写真撮影。自身のインスタグラムに「長く時間はかかったけどタラゴナ加入して初ゴール。でも今日はチームとして連勝できたのが1番。サポーター、仲間に感謝!!」とメッセージを綴った。さらに、スペイン語でも「ゴールできて嬉しい。でも、重要なのは勝ち点3!! 僕たちは夢のために一生懸命頑張り続けます!!」と記している。
この日勝ち点3を得たタラゴナは2部残留圏の18位に浮上しているが、依然として熾烈な残留争いに巻き込まれている。降格圏の19位ラージョ・バジェカノとはわずかに勝ち点1差。今季27試合を終えて、27歳の鈴木はリーグ戦24試合に出場するなど主力としてフル稼働している。スペイン移籍後初ゴールで弾みをつけたなか、一層存在感を見せつけたなか、チームを残留へと導けるだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
画像は選手公式インスタグラムのスクリーンショットです●写真