直接FK弾と豪快ヘッドで2ゴール！　サウサンプトンを3-2で破りタイトル獲得に貢献

　マンチェスター・ユナイテッドのカリスマFWズラタン・イブラヒモビッチは、26日のリーグカップ決勝サウサンプトン戦で日本代表DF吉田麻也ら相手DF陣を相手に圧巻の2ゴールを叩き込み、3-2勝利の立役者となった。試合後はフランス代表MFポール・ポグバと“掛け合い漫才”を展開。「マンチェスターの神」を自認する男は上機嫌だった。

　ウェンブリースタジアムは、圧巻のイブラ劇場と化した。前半19分にFWイブラヒモビッチが、ゴールまで約25メートルのFKを直接叩き込んだ。そして2-2で迎えた同42分、自ら起点となって発動したカウンターアタックの流れから、MFアンデル・エレーラのクロスをヘディングで押し込み、決勝ゴールを奪った。

　試合後のピッチで弟分のポグバとともに、英衛星放送「スカイ・スポーツ」の取材を受けた上機嫌のイブラヒモビッチは、掛け合い漫才のようなやりとりでインタビューに応じた。

　「ここにいる男が違いを作ってくれた。すごく嬉しいよ」と語ったポグバは、2得点の英雄に「これが（マンチェスター・ユナイテッドが）彼を買った理由なんだよ」と畳み掛けて絶賛したつもりが、“神”からの鋭いツッコミが待っていた。