「厳しい判定」のJアウェー三ツ沢で衝撃ゴールも…落胆した27歳「勝ち点3が絶対に必要」
大橋祐紀が超絶弾…一時勝ち越しも広島が悔しい逆転負け
サンフレッチェ広島は6月19日のJ1第13節延期分で横浜F・マリノスとニッパツ三ツ沢球技場で対戦し2-3で敗れて今シーズン初の3連勝に届かなかった。この試合の後半32分、衝撃的なゴールを決めた27歳FW大橋祐紀は「戦えるところは示した」と語りつつも、逆転負けに肩を落とした。
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技ありの一撃だった。横浜FMのDF渡邊泰基がスローインの際に手を滑らせてしまい、ボールは大橋の近くへ飛ぶ。このボールをカットした大橋は、そのままドリブルを仕掛けていった。後半の開始早々、広島はMF満田誠がこの試合2度目の警告を受けて退場となり、数的不利となっていた。横浜FMに押し込まれていた中で訪れた千載一遇のチャンスを、大橋は逃さなかった。相手に囲まれながらも対峙した相手MF天野純を巧みな技で抜きドリブルで守備網を突破すると、ニアサイドからそのまま右足を振り抜いてシュートをゴールネットに突き刺した。
試合を振り返り、「前半の入りの部分から中盤に失点するまでは、比較的、自分たちの形ができていたと思います。失点してからは相手の勢いが増した部分はあるかと思いますし、厳しい判定もありましたけど、戦えるところは示したと思います。ただ、勝ち点3が自分たちには毎試合、絶対に必要だと思うので、次の試合は必ず勝ち点3を取れるようにしたいと思います」と、語った。
数的不利のなか、独力で挙げたゴールについては、「(1人で行こうとは)決めていなかった」とだけ言い、チームに勝ち点をもたらせなかったゴールには意味がないというかのように「次のレイソル戦に向かいたい」と、中2日で迎えるアウェーでの柏レイソル戦に気持ちを切り替えた。