広島MF満田、横浜FM戦で退場処分 選手は主審に猛抗議も…イエロー対象でVAR介入せず
広島MF満田が2枚目のイエローカードで退場処分
サンフレッチェ広島は6月19日、J1リーグ第13節延期分で横浜F・マリノスと対戦。1-1で迎えた後半7分、MF満田誠がペナルティーエリア手前で相手MF天野純の足を引っ掛けて転倒。主審から2枚目のイエローカードを提示され、退場処分を命じられた。広島の選手たちは主審に猛抗議したものの、イエローカードの対象だったためVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)は介入せず、そのまま満田はピッチをあとにした。
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公式戦5連勝中と波の乗る広島は試合開始早々の前半2分、裏に抜け出したFW加藤陸次樹がゴール右隅に流し込み、先制に成功する。しかし同27分、相手FWヤン・マテウスに同点弾を許し、1-1で前半を折り返した。
そして迎えた後半7分、横浜FMのカウンターの場面で、相手MF天野純がドリブル突破で広島陣地に侵入したなか、対峙していた満田は天野が切り返した際に足を引っ掛けてしまい、ファウルの対象に。すでにイエローカードを受けていた満田に対し、主審は2枚目を提示し、退場処分を命じた。
この判定に広島の選手たちは主審に詰め寄り猛抗議。約3分間もの間、主審が選手たちに説明することになったが、イエローカードの対象となったファウルにはVARは介入しない規定となっているため、判定は覆ることなく、最終的には満田は天野と握手を笑顔で交わし、ピッチをあとにした。
なお数的不利に陥った広島は後半32分、FW大橋祐紀の勝ち越しゴールにより、2-1とリードに成功した。
(城福達也 / Tatsuya Jofuku)
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