スペイン代表16歳、“学校の宿題”取り組むEURO舞台裏に喝采「素晴らしいお手本」
代表チーム公式SNSがヤマルのインタビューを公開
スペイン代表がチームの公式インスタグラムを更新。EURO(欧州選手権)における「最年少出場」(16歳338日)を達成したFWのインタビューを公開したところ、宿舎で見せた“16歳らしい”姿が話題を呼んでいる。
6月15日に行われた初戦のクロアチア代表戦を3-0で快勝し、好発進のスペイン代表。現地時間の同20日には、グループステージ最大の山場と呼べるイタリア代表戦を控える。ここで勝ってさらに弾みをつけられるか、12年ぶりの優勝に向け期待が懸かる。
そんなスペイン代表は同19日、チームの公式インスタグラムで16歳FWラミン・ヤマルにフォーカスしたインタビュー動画を公開した。背景の音声とともに収められていたのは、移動のバスやドレッシングルーム、チーム宿舎などピッチ外での様子の数々。そのなかで、とりわけ注目すべきはホテルの自室で過ごす冒頭の場面だ。
机に向かって集中した様子で何かの作業に取り組むヤマル。ライトで照らされた表情の先にあったのは、タブレット端末に入った“学校の宿題”だった。スペイン1部FCバルセロナで頭角を現し、代表の攻撃陣で輝きを放つ存在であっても、現在は国内で義務教育に当たる前期中等教育4年目の年齢。その先の進学を考えると、たとえEURO中でも学業はおろそかにできないようだ。
この動画が公開されると、早速ファンが反応。コメント欄には「素晴らしい」「勉強も頑張って」「多くの子供にとって素晴らしいお手本」「成績を見てみたい」「母親は誇りに感じているはず」「これは歴史的」といった声が寄せられている。代表でのプレーに全力を注ぎながら学業も忘れないヤマル。忙しい夏はまだまだ続きそうだ。
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