ムバッペの骨折「手術は必要だ」 仏デシャン監督が経過報告…鼻強打→骨曲がり“変形”
EURO初戦のオーストリア戦で負傷交代
フランス代表FWキリアン・ムバッペは欧州選手権(EURO)初戦のオーストリア戦(1-0)で負傷し、途中交代を余儀なくされた。鼻骨を骨折し、マスクをつけてプレーする可能性が伝えられているなか、チームを率いるディディエ・デシャン監督がエースの状態について明かした。スペイン紙「マルカ」が報じている。
ムバッペはオーストリア戦に先発出場し、前半38分に右サイドからのクロスで相手のオウンゴールを誘発し、1-0の勝利に貢献した。しかし、終盤に相手DFとの接触プレーで顔面を強打し、出血するアクシデントに見舞われて途中交代。試合後の検査で、鼻骨骨折していたことが明らかになった。
フランスサッカー連盟の発表によればムバッペは手術を回避して治療を続けるという。大会中に復帰できるかどうかはまだ不透明な状況だが、プレーの際には防護マスクをつけてプレーすることになるようだ。
そうしたなかで、フランス代表のデシャン監督は現地時間6月18日、ムバッペの状態について「水曜日にさらなる検査を行い、経過を見ることになる。(ムバッペの負傷は)大きなショックだった。メディカルスタッフはできる限りのことをすべてやってくれた。今すぐではないが、手術は必要だ。今日の時点ですでに少しずつ良くなっている。どうなるか見てみよう」と語った。回復に向かっているとしつつ、大会後の手術の必要性についても言及していた。
フランスは現地時間21日にオランダ、同25日にポーランドと対戦する。チームの命運を握るエースストライカーは今大会中に復帰を果たすことができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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