まるで“廃墟の地下牢”…EURO宿泊施設で問題 恐怖の声に英紙注目「湿気のあるひどい臭い」
スコットランドのファンが宿泊場所で恐怖体験
6月14日に開幕したEURO(欧州選手権)2024は、連日にわたって熱戦が繰り広げられている。と同時に、国内外から多くのファンが開催地ドイツに集結。そんななか、スコットランドから駆け付けたサポーターが“廃墟の地下牢”のような場所に宿泊する恐怖体験を味わった。英紙「ザ・サン」が報じている。
宿泊先がまるで地下牢だった――。EUROを観戦すべく訪れた先でそんな洗礼を受けたのは、ロリー・ブラッドリーさんとその友人3人。「ザ・サン」紙によると、今回宿泊した場所は当初予約していた施設があまりの混雑状態だったことを受け、旅行予約サイトから代替として用意された部屋だったという。
しかし、深夜に辿り着いたその部屋にあったのは医療用ベッドや医療器具、また野ざらしにされた化学薬品など。記事は、ブラッドリーさんたちに当てがわれた代替の宿泊場所は「閉鎖された医療施設」だと伝えている。さらに、部屋の中にはなぜか大きな斧も。これに対し、ブラッドリーさんは「殺人映画に出てくるやつ」と率直な印象を「ザ・サン」紙に語っている。
また、一行にとって不満はおぞましい雰囲気だけにあらず。ブラッドリーさんのコメントによると、「部屋の一部は湿気のあるひどい臭いだった」とのこと。とはいえ、記事によるとここで過ごしたのは1泊のみで、その後4人は別のホテルに移ったとそうだ。
EUROと言えば先日、イングランドファンが駅で3時間の足止めに遭うなど輸送面の課題が明るみに。世界的なスポーツイベントということもあり、大会期間中もさまざまな面で問題が出てくるようだ。
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