C・ロナウド、試合開始0秒の”反則行為”に海外騒然「一体なんなんだ?」「異例の行動」

ポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウド【写真:ロイター】
ポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウド【写真:ロイター】

ポルトガルはEURO初戦でチェコに2-1で勝利

 ポルトガル代表は現地時間6月18日、欧州選手権(EURO)2024のグループステージ初戦でチェコ代表と対戦し、2-1で勝利した。FWクリスティアーノ・ロナウドは最前線で先発フル出場したなか、試合開始0秒で見せた”反則行為”に海外メディアは「奇妙なスタートを切って規則を破った」「あのクリスティアーノは一体なんなんだ?」と注目している。

 優勝候補の一角として大会に臨むポルトガルだが、後半17分に先制点を許す展開に。それでも後半24分にオウンゴールで同点とすると、同アディショナルタイムにFWフランシスコ・コンセイソンの劇的な決勝弾で逆転勝利を収めた。ロナウドは39歳で先発フル出場を果たす働きぶりを見せたが、キックオフと同時に見せた”反則行為”に海外メディアが注目している。

 試合はポルトガルのキックオフでスタートしたが、センターサークルでMFブルーノ・フェルナンデスがボールを蹴る前にロナウドは敵陣へ猛然と走り込んだ。サッカー競技規則では「キックオフを行う競技者を除いて、すべての競技者は、競技のフィールドの自分たちのハーフ内にいなければならない」という規則があり、ロナウドのスタートダッシュは反則行為に当たる。

 今回はそのまま試合が開始されたが、英紙「ザ・サン」は「ロナウドは記録破りのEURO2024で、奇妙なスタートを切って規則を破った」と見出しを打ち、「ファンを唖然とさせた」と指摘。ポルトガル紙「A BOLA」も「あのクリスティアーノは一体なんなんだ? ロナウドは急いでいた!」と大々的に取り上げ、「ポルトガルの主将が異例の行動」と驚きを示している。

 EURO史上最多となる6大会出場の偉業を達成したロナウドだが、最後の出場となる可能性が高い今大会でのモチベーションの高さが垣間見える瞬間だった。

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