EURO話題の巨漢FW、まさかのバズリは「笑える」 体型への声に反論「遺伝的性質を変えられない」

ハンガリー代表FWがSNS上の声に反応【写真:ロイター】
ハンガリー代表FWがSNS上の声に反応【写真:ロイター】

スイス戦途中出場のハンガリーFWが話題

 ハンガリー代表は6月15日、EURO(欧州選手権)2024のグループステージ初戦でスイス代表と対戦し、1-3で敗れた。不本意な形での大会スタートとなったなか、この試合では途中出場したハンガリーFWの体型が話題に。英メディアもファンの関心とともに、注目を受けての選手の声を伝えている。

 試合は、前半立ち上がりの12分にスイスがFWクワドオ・ドゥアーのゴールで先手を取ると、同45分にMFミシェル・アエビシェールのミドルシュートで加点した。

 2点ビハインドのなか、後半に入るとハンガリーが反撃。同21分にFWバルナバシュ・バルガのダイビングヘッドで1点を返す。しかし、後半アディショナルタイム3分にスイスFWブレール・エンボロが3点目を決めて突き放した。

 厳しい大会初戦を戦ったハンガリーにあって、試合内容とは別に注目を集めたのが後半34分に途中出場したFWマルティン・アダムだった。投入直前、タッチライン際に立つその巨漢にファンが騒然。英紙「デイリー・メール」は、SNS上に寄せられた「センターバックの見た目」「バイキング映画に出る俳優」「本当にデカい」といったファンの声を報じている。

 公式記録でアダムの身長・体重は191センチ・86キロ。ファンの驚きから察するに、それ以上のインパクトを感じたようだ。

 アダムはその後の記者会見で、今回の“バズり”にコメント。「笑えるね」と述べたうえで、「これが自分の体型。生まれた時からそういうわけではなかったし、遺伝的性質を変えられるわけじゃない。それくらいしか言えないよ」と続け、SNS上の声に反論した。

 母国ハンガリーでプロキャリアをスタートさせ、国内3クラブを渡り歩いたあとに2022年蔚山現代(韓国)でプレーするアダム。体型だけでなくプレーでもファンの注目を集められるか、今大会でのパフォーマンスに期待が懸かる。

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