バイエルン入りの伊藤洋輝、移籍金は51億円より安い? 独紙注目「これが本当の値段!」
バイエルンと4年契約を締結
日本代表DF伊藤洋輝は、現地時間6月13日にドイツ1部の強豪バイエルン・ミュンヘンへの完全移籍が決まった。移籍金は3000万ユーロ(約51億円)と噂されたなかで、バイエルンがシュツットガルトに支払う金額はそれよりも少ないとドイツ紙「ビルト」が伝えている。
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シュツットガルトの不動のレギュラーとして今季ブンデスリーガ2位に貢献した伊藤はイングランド1部トッテナムからの関心も伝えられていたなかで、ドイツ屈指の名門へ移籍。FW宇佐美貴史、MF福井太智に続く、日本人として3人目の同クラブ移籍となった。
伊藤は2021年夏、ジュビロ磐田からシュツットガルトへ期限付き移籍。22年5月に買い取りオプションが行使され、25年6月まで契約した。今回、バイエルンは伊藤とシュツットガルトの間で結ばれている契約解除条項の3000万ユーロを支払い、2028年までの4年契約で獲得に至ったと報じられた。
しかし、ドイツ紙「ビルト」は「これが伊藤の本当の値段!」と見出しを打ち、ドイツ国内と国外への移籍の違いにより、「移籍金の金額を巡っては混乱が生じた」としている。
「契約解除金の条項を使い、バイエルンは伊藤を3000万ユーロ(約51億円)で獲得したと噂されていた。しかし、バイエルンがシュツットガルトに送金する金額はそれよりも少ない。バイエルンが伊藤に支払った金額は2350万ユーロ(約40億円)だ」
いずれにしても、海外挑戦した当時はまだ欧州で無名に近い存在だった伊藤だが、今や日本代表に上り詰め、ドイツでも注目の的となっている。
(FOOTBALL ZONE編集部)