ポルトガル代表DFペペがEURO最年長出場記録を更新 41歳113日でドイツ英雄超え
ペペはEUROのチェコ戦に先発出場
欧州選手権(EURO)は現地時間6月18日にグループリーグF組のポルトガルとチェコの試合が行われ、ポルトガルが2-1で勝利した。ポルトガル代表DFペペはスタメン出場し、EUROの最年長出場記録を更新したと欧州サッカー連盟(UEFA)公式サイトがレポートしている。
ハードマーカーとして知られるベテランDFは、スペインの名門レアル・マドリードでプレーしてUEFAチャンピオンズリーグ(CL)を3回優勝。ポルトガル代表としても2016年のEURO優勝メンバーに名を連ねている。そして、このチェコ戦は2007年の代表デビューから138試合目、41歳113日で迎えたゲームだった。
これにより、これまでの最年長記録だった2016年大会における元ハンガリー代表GKガボール・キラーイの40歳86日の記録を更新。また、フィールドプレーヤーの記録では元ドイツ代表DFローター・マテウスによる2000年大会の39歳91日だった記録を超えたとした。
ほかにも、UEFAは各種のEURO最年長記録をまとめている。そのなかで、得点の最年長記録はJ1名古屋グランパスでのプレー経験も持つ元オーストリア代表FWイヴィツァ・ヴァスティッチが38歳257日で保持している。今後、決勝までの間に記録は更新されていくだろうか。
UEFAがまとめているEUROでの最年長記録は以下のとおり。
■試合出場:ペペ(ポルトガル)
2024年大会/41歳113日
■得点:イヴィツァ・ヴァスティッチ(オーストリア)
2008年大会/38歳257日
■優勝:アーノルド・ミューレン(オランダ)
1988年大会/37歳23日(※決勝でプレーしたことが条件)
■決勝戦出場:イェンス・レーマン(ドイツ)
2008年大会/38歳232日
■決勝戦得点:レオナルド・ボヌッチ(イタリア)
2020年大会(21年に開催)/34歳71日
(FOOTBALL ZONE編集部)