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岡崎慎司が告白…「殴りかかろうかと」 レスター伝説弾に隠された秘話「悔い残る」
レスター時代の伝説弾を回想、得点に隠された複雑な思い
今季限りで現役を引退した元日本代表FW岡崎慎司が6月17日、「報道ステーション」(テレビ朝日系)に生出演。イングランド1部レスター・シティ時代のオーバーヘッド弾を記憶に残るベストゴールに挙げた一方、当時の状況を回想し「もっとああいうゴールを取りたかった悔いは残っている」と複雑な思いも明かした。
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岡崎は同日に都内で引退会見を実施したなか、印象に残っている試合として、2015年から4年間在籍したレスター時代に決めたオーバーヘッド弾を挙げた。
15-16シーズンのリーグ第30節ニューカッスル戦(1-0)の前半25分、FWジェイミー・ヴァーディからの折り返しを、豪快なオーバーヘッドで突き刺した決勝弾。勝利をもたらす活躍を見せた反面、「45分や60分で代えられる数もめちゃくちゃ多いシーズンだった」(岡崎)と、悔しさも滲ませた。
「報道ステーション」でも改めて「このゴールは試合に出るために本当に必死にやっていた時で、ゴールを欲していた時にとっさに出た」と回想。そのなかでコメンテーターを務める“盟友”内田篤人氏からは、チーム方針に応じた起用法とゴールを求める自らの思いに対し「葛藤があったと思うが、どうしたか?」と尋ねられる場面があった。
岡崎は「とにかくまず自分がやれる仕事を100%するところ。そうじゃないと試合に出られなかった」と振り返り「ただ、あわよくば、絶対に最後まで走って、ゴールがこぼれてきそうなところには絶対に走るとか、誰もがやらなきゃいけないことを全部続けて、すべて狙っていくのはずっと考えていた」とコメント。ゴールへの貪欲な姿勢は失わなかった。
ニューカッスル戦ではヒーローとなったが、そこに行き着くまでに「60分や45分で代えられた時は、殴りかかろうかと思うくらいの、それぐらいの悔しさがめちゃくちゃあった」とも告白。加入1年目にしてクラブ創設132年で初となる奇跡のプレミアリーグ優勝を経験したが、どこまでもがむしゃらにゴールを狙い続ける岡崎らしく「もっとああいうゴールを取りたかった悔いは残っている」と、本音がこぼれた。