オーストリア戦で鼻骨骨折のアクシデントが発生

　フランスは欧州選手権（EURO）グループリーグD組の初戦でオーストリアに1-0で辛勝。白星スタートを切った一方で、エースFWキリアン・ムバッペが試合中に鼻骨を骨折するアクシデントが発生した。負傷直後には変形した鼻が露わとなり、痛々しい姿に海外ファンから悲鳴の声が相次いでいる。

　2000年大会以来、3度目の欧州制覇を目指すフランスは前半38分、右サイドを縦に突破したムバッペのクロスが相手DFマキシミリアン・ウーバーの頭に当たってオウンゴールになり先制。後半も多くのチャンスを作りながら決め手を欠き、初戦は1-0の勝利となった。

　そんなフランスのエース・ムバッペが鼻骨骨折のアクシデントに見舞われたのは、後半42分だった。フリーキックの競り合いの際に顔面を強打。鼻から出血が確認されたなか、フランス紙「レキップ」によると救急車で病院に運ばれ、手術の可能性も浮上するほどの重傷となった。

　負傷直後には変形した鼻が露わに。その瞬間を捉えた画像がSNS上で多数出回り、海外メディア「TNT Sports」の公式X（旧ツイッター）にも「ムバッペの鼻は潰れた」と写真付きで紹介されると、海外ファンからは「おいおい、これはかなり痛そう」「クレイジーだ」「これは酷い」と痛々しい姿に悲鳴の声が寄せられた。

　なお、オランダとの次戦（21日）でムバッペの出場は現時点で不透明に。初戦を制したフランスだが、思わぬ大打撃に見舞われた。