三笘薫がバルサの補強ターゲットに? チーム事情に現地言及「左ウイングで最も違いを作れる」
ニコ・ウィリアムズ獲得に必要な費用は100億円超
スペイン1部FCバルセロナは、スペイン1部アスレティック・ビルバオのスペイン代表FWニコ・ウィリアムズ、イングランド1部ブライトンに所属するMF三笘薫らへの関心が報じられている。スペインメディア「Gol Digital」は、「三笘は経済面でのニコ・ウィリアムズの代役になる」と報じている。
バルサはFWフェラン・トーレスを放出する見込みであり、プレシーズンでは左ウイングがいない状況になるという。記事では、「バルセロナはフェラン・トーレスしか左ウイングがいない。だが、彼は三笘薫と代わる可能性がある。ブライトンの日本人アタッカーは、ロベルト・デ・ゼルビ監督が率いて、新たにファビアン・ヒュルツェラー監督が率いることになるクラブで、最も戦術的に突出した1人だ」と伝えている。
そして、「三笘は左ウイングを本職としているが、インサイドハーフでもプレーできる。アスレティック・ビルバオはニコ・ウィリアムズの移籍に6000万ユーロ(約101億円)の契約解除条項を満たすことを要求している。それはバルサにとって法外な金額であり、その代役としても非常にいい」と伝えている。
一方、三笘の獲得についてバルサは3000万ユーロ(約50億円)とウィリアムズの半額ほどで実現できると考えているという。「ただし、27歳のFWは、4500万ユーロ(約76億円)の価格と2027年までの契約がある。何より日本人は不動の先発選手でもある。デ・ゼルビ監督が去ったなか、新監督の下で三笘があり続けるかは不透明だ。だが、おそらく『イエス』だろう。彼はチームで最も違いを作れる選手だからだ。そのため、バルサは左ウイングを安く獲得するのは難しいだろう」と、展望している。
いずれにせよ、左ウイングの補強が必要とされているバルサだが、三笘の獲得が実現することはあるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)