アジア杯連覇を目指す日本に新たな“敵” 豊田がインフルエンザの疑いで練習を回避

 

柴崎に続き2人目の感染者か

 

 日本代表のアジアカップ連覇の前に、インフルエンザが立ちはだかろうとしている。

 アギーレジャパンは3日にアジア杯の舞台となるオーストラリアに到着。セノックスでの初練習に臨んだが、FW豊田陽平(鳥栖)がインフルエンザの疑いで欠席した。

 関係者によると、豊田は日本からの飛行機移動中に体調の悪化を訴えたという。発熱があり、インフルエンザの疑いもあると診断されている。

 日本代表はMF柴崎岳(鹿島)がインフルエンザに感染し、国内でリハビリを進めている。豊田の離脱により、2人目の感染者が出た可能性が浮上した。

 チームは昨年11月の段階で予防接種を実施。柴崎が感染した時点でも選手たちは予防薬を摂取している。柴崎はすでに熱が下がり、現在、日本で個人練習を実施。早ければオーストラリアに6日朝に到着予定だという。

 チームは極寒の日本から真夏のオーストラリアへとへと移動。セノックスは気温28度で寒暖差も脅威だ。インテルDF長友佑都ら体脂肪率が極端に低い選手は、ウイルスなどに対する抵抗力が低くなることもある。12日の初戦パレスチナ戦まで万全のコンディションを維持することが連覇への重要な鍵となりそうだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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