パントキックが主審に当たった? 名古屋×湘南の同点シーンが物議「触れてたような」「流して正解」
試合は1-1ドロー
名古屋グランパスは6月16日、J1リーグ第18節で湘南ベルマーレと対戦し1-1で引き分けた。ホームで獲得した勝ち点が1に留まったなか、同点弾を浴びる直前のプレーが物議を醸している。
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雷雨の影響によりキックオフが45分遅れたこの試合、先にゲームを動かしたのは名古屋だった。前半33分、MF吉田温紀がボックス内に右クロスを供給すると、反対サイドから飛び込んできたFW永井謙佑がダイレクトで合わせネットを揺らした。
そのまま折り返した後半、今度は湘南が反撃。同15分にカウンターが発動されると、最後は左サイドの高い位置で受けたMF小野瀬康介がカットインから鮮やかなコントロールショットを右サイドネットに突き刺した。試合を振り出しに戻され勝ち越したい名古屋だったがその後は1点が遠く、トラブルで始まった一戦は痛み分けに終っている。
名古屋にとっては2ポイントを取りこぼす形になったこの試合で、注目を集めているのが湘南の同点シーンだ。起点となったのは、永井の左クロスを湘南GKソン・ボムグンがキャッチした瞬間。すかさず低い弾道のパントキックを前線に供給するも名古屋MF稲垣祥に当たり、こぼれたボールを湘南MF池田昌生が回収する。持ち運んで右サイドに展開し、中央を経由して最終的にゴールを決める左サイドの小野瀬へとボールが渡った。
しかし、この場面ではパントキックが軌道上にいた山下良美主審に当たったように見えなくもない。ボールがこぼれた直後には、主審と近くにいた稲垣の足が一瞬だけ止まる間が生まれている。主審にボールが当たったとの確信もあってか、ゴール直後に名古屋の選手はドロップボールでのゲーム再開を求めるも判定が覆ることはなかった。
このシーンは試合後、ファンの間で大きな話題に。スポーツチャンネル「DAZN」YouTubeチャンネルが試合ハイライトを公開すると、コメント欄には「VARのチェック対象にはならないの?」「あたってなかったら稲垣普通に触れてたような気する」「流して正解」など、賛否両論が寄せられている。