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現役引退の岡崎慎司が最も印象に残る“伝説の一撃”「枠を超えたいと」 レスター時代のオーバーヘッド弾を回顧
岡崎慎司が引退会見で自身が印象に残る試合を振り返った
今季限りで現役を引退したベルギー1部シント=トロイデンFW岡崎慎司が6月17日、都内で引退会見を行った。日本屈指のストライカーとしてゴールを重ねてきたなかで、最も印象に残っているのは歴史に残る一撃だった。
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岡崎は清水エスパルスに6シーズン在籍した後、2010年からはドイツへ。シュツットガルト、マインツと渡り歩き、15年からイングランドのレスターへ移籍した。同クラブでは4シーズンを過ごし、加入1年目の15-16シーズンにはクラブ創設132年で初となるプレミアリーグ優勝を経験した。
そのシーズンではリーグ戦36試合5ゴールを記録。中でも“伝説的な名場面”として一目置かれているのが、15年3月14日に行われたリーグ第30節ニューカッスル戦(1-0)で決めた一撃。前半25分、左サイドからのクロスをFWジェイミー・バーディが頭で折り返すと、ゴール前で構えていた岡崎が豪快なオーバーヘッド弾を叩き込み、レスターに勝利をもたらした。
岡崎は現役時代に印象に残っている試合について「ほぼ全部印象に残っているんですけど」と切り出すと、このオーバーヘッド弾を挙げた。
「プレミアリーグにいって、まずフィットするというのに、自分のハードワークというところ、チームの潤滑油みたいなところを一番に認められたことで、45分や60分でかえられる数もめちゃくちゃ多いシーズンだった。その悔しさを自分しか知らない。何で証明するか、ゴールしかない。ストライカーとしてゴールを取るだけじゃなくて、岡崎がこういう選手だという枠を超えたいという特に自分の人生は海外では、そういう印象的なゴールの1つとしてあのオーバーヘッドは記憶に残っているかなと思います」
日本代表としては「W杯の歴史的ゴールをとったとか、自分が欲しかったのはそれなので、それがない。口惜しさが残っていますが、W杯予選の最終予選のアジア予選の南アフリカの時のゴールであったり、うれしかったゴールはたくさんあります」と日の丸を背負って挙げた50ゴールを振り返っていた。