初のJ2で“風間グランパス”が好スタート! 名古屋の永井が2発、本拠地で岡山に2-0快勝
風間新監督の下、玉田や佐藤らが先発 主導権を握るサッカーで攻め立てる
今季J2を戦う名古屋グランパスは、風間八宏新監督の下で再スタートの1勝をもぎ取った。J2開幕戦ファジアーノ岡山戦に臨み、FW永井龍の2得点で2-0と勝利した
風間体制初戦はGK楢崎正剛が守護神として構える一方で、2014シーズン以来の復帰となるMF玉田圭司や広島から新加入のFW佐藤寿人が先発。またクラブの未来を担うと目される19歳の杉森考起もスタメンに名を連ねた。
名古屋は風間監督らしい主導権を握りに行くサッカーで岡山を攻め立てた。均衡を破ったのは、前半41分だった。右サイドを駆けあがったDF櫛引一紀のクロスを永井が右足ボレーで合わせてゴールネットを揺さぶり、1-0として前半を折り返した。
後半15分には相手最終ラインのコントロールミスを突いた佐藤が相手GKとの1対1を迎えたが、シュートはゴールわずか右へと外れた。佐藤はその5分後にもカウンターからシュートを放ったもののポストに弾かれた。
逆に同37分には岡山の新加入MF大竹洋平にポスト直撃の左足シュートを放たれるなど肝を冷やす場面もあったが、楢崎を中心に耐えきると、同40分に相手がスリップしたところボールを奪ったMF和泉竜司がドリブル突破。その和泉のパスを受けた永井が落ち着いてゴールネットを揺らし2-0。試合を決定づけた。
初のJ2を戦う名古屋にとって至上命題と言える1年でのJ1復帰。その目標に向けて好スタートを切った。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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