FC東京、執念の同点弾で1-1ドロー ジャーメイン復帰の磐田は先制点を守り切れず
ジャーメイン良は6試合ぶりに復帰
J1は6月16日に各地で第18節を行い、味の素スタジアムではFC東京とジュビロ磐田が対戦した。試合は1-1の引き分けに終わっている。
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FC東京は日本代表の6月シリーズで出場機会のなかったDF長友佑都が左サイドバックで先発出場したが、U-23日本代表帰りのMF松木玖生、FW荒木遼太郎がベンチスタートとなった。対する磐田は第12節の東京V戦(2-3)で負傷した今季11得点のFWジャーメイン良が6試合ぶりにベンチ入りした。
FC東京は前半5分にセットプレーからMF高宇洋がゴールを狙ったが、DFにブロックされる。同9分にもセットプレーのこぼれ球からMF仲川輝人が決定機を迎えたが、左足で放ったボレーシュートは左に外れていった。なかなかシュートシーンがないなか、前半22分にジュビロ磐田はCKからDFリカルド・グラッサがヘッドで合わせて先制点を記録した。
スピードのある攻撃を時折見せていたFC東京だが、GK川島永嗣を脅かすような場面をほとんどつくれない。磐田も前半42分、ゴール前で流れたボールをMF山田大記がシュート。GK野澤大志ブランドンが弾いたところにDF松原后が詰めたが、FC東京もDF中村帆高が懸命にクリアーして得点を許さなかった。このまま前半は1-0とアウェーの磐田がリードして折り返した。
1点を追うFC東京は、後半2分に左サイドからFW俵積田晃太がDFを外しながら中央に切り込んでシュートを放ったが、ゴール右に外れていった。同9分には磐田が追加点のチャンスを作る。山田のクロスからFW植村洋斗がトラップしてシュートを放ったが、GK野澤に阻まれた。
FC東京は後半10分、MF小泉景の縦パスからFWディエゴ・オリヴェイラがDFと入れ替わって右足でシュートを放ったが、ボールは右ポストの外を叩き、枠外に外れていった。このプレーの直後、FC東京はディエゴ・オリヴェイラと仲川を下げ、荒木と松木を投入する。対する磐田も山田とMF松本昌也を下げ、MF金子翔太とジャーメインを投入した。
交代出場した選手たちが存在感を見せるなか、後半27分に松木はゴール前の浮き球を左足のボレーで合わせたが、シュートは枠を越えていった。同29分にはハイボールを競り合った後、ジャーメインがDF森重真人からボールを奪って入れ替わりかけるが、森重に引っ張られて止められた。
FC東京は後半33分にDF長友佑都と俵積田を下げてDF徳元悠平とFWジャジャ・シルバを起用する。同36分には徳元が左サイドを突破してクロスを入れる。GK川島が弾いたボールを高がシュートしたが、ボールは右に外れていった。
後半39分にFC東京は左サイドでFKを得ると、FW安斎颯馬がヘッドで合わせて同点ゴールを決めた。このまま試合は1-1で終了。両チーム勝ち点1を分け合う結果になっている。