元日本代表FW、途中出場→ハット達成は「リーグ史上5人目」 現地紙が輝かしい記録紹介

シンシナティの久保裕也【写真:ロイター】
シンシナティの久保裕也【写真:ロイター】

シンシナティに限れば、久保が3人目のハットトリック達成選手に

 米メジャーリーグサッカー(MLS)のFCシンシナティに所属する30歳の元日本代表FW久保裕也が、6月16日のリーグ第19節のサンノゼ・アースクエイクス戦でハットトリックを達成。現地メディアがその記録に注目している。

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 今回のアースクエイクス戦が4試合ぶりのリーグ戦出場となった久保。後半19分にピッチに投入されると、1-2で迎えた同33分に同点ゴールを決める。その2分後には左からパスで崩し、中央の久保がこの日2点目。同42分には縦に早い攻撃でゴール前に抜け出した久保がハットトリックを達成した。

 10分足らずの3得点。また、チームに勝利をもたらした日本人FWに現地紙「The Cincinnati Enquirer」も注目。「シンシナティのオールラウンドプレーヤー、久保が3ゴールを決めた」と、記録とともに紹介している。

 同紙によると、「MLSで交代出場選手としてハットトリックを達成した史上5人目の選手」となり、9分間でのハットトリックは「リーグ史上4番目に早い」記録となる。またシンシナティに限れば、久保が3人目のハットトリック達成選手となったようだ。

 また、久保の全ゴールは「キャプテンMFルチアーノ・アコスタのお膳立てから生まれている」という。そんなアコスタは、これで13アシストを記録。「アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(インテル・マイアミ)と並んで、MLSのトップタイに躍り出た」とほかのデータにも触れていた。

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