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槙野智章氏も絶賛「素晴らしい」 特別仕様の選手カードも…Jリーグ環境への新たな取り組み
楽天グループとの取り組みについてのトークセッションが実施された
ヴィッセル神戸は6月16日、国立競技場で川崎フロンターレとJ1リーグ第18節で対戦する。試合に先立ち、元ヴィッセル神戸DF槙野智章氏、Jリーグ執行委員の辻井隆行氏、楽天グループ株式会社の長田希望氏による楽天やJリーグの取り組みについてのトークセッションが行われた。
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今回の試合では「スポーツとともに、もっといい未来へ。A BETTER FUTURE TOGETHER」をテーマにさまざまなアクティベーションが開催されている。そのうちの1つが、特別仕様の選手カードの配布。ゴミの分別やペットボトルのキャップ回収、体験型ゲームの挑戦、オンラインクイズへの参加などをすることで、それぞれ赤、青、緑の3色のカードが配布され、3色すべてのカードを集めると選手による直筆サイン入りのボールやカードなどが抽選でプレゼントされるという。
長田氏は、このカードには「11選手はカラーが各3色。それにキラカード、超スペシャル秘密のカードも」あると言い、ファンのコレクター心理をくすぐるものだと説明した。「燃えるゴミもそうですが、リサイクルは普段から意識している」と言う槙野氏は、今回の取り組みに協力したことでもらったという元日本代表FW武藤嘉紀のカードを手に「こういうカードが手に入る。こういう取り組みがチームとして、試合を通じてできるのは素晴らしい」と、古巣の取り組みを称賛した。辻井氏も「サッカー人気も広がっていくし、やればやるほど環境にも良い。Jリーグとしても、大変嬉しい取り組みだなと思います」と、コメントした。
こうした活動以外にも、楽天グループは2023年から神戸と協力して、試合にかかる電力や資源の調達から廃棄までの循環性を外部調査する「サーキュラリティ評価」をサッカークラブでは初めて実施しているという。辻井氏は「楽天さんは再生可能エネルギーの導入やCO2を可視化してゼロにしていくなど、いろんな企業に先駆けて取り組まれています。ロールモデルというか、ほかの企業に影響を与えていってほしいですし、今日のイベントのようにファン・サポーターと一緒に楽しく仕組みを変えていってほしい」と、昨季のJ1王者である神戸と楽天グループに、ピッチ外での活動でも、さまざまな活動や取り組みで周囲を引っ張って行ってほしいという期待を込めた。
(河合 拓 / Taku Kawai)