リバプールが久保建英の同僚MFへ興味か スペイン代表の一員に専門メディア注目
久保の同僚であるソシエダMFスビメンディもターゲットか
ドイツで開催されている欧州選手権(EURO)が盛り上がりを見せるのと同時に欧州で見逃せないのは夏の移籍市場の行方だ。イングランド1部リバプールは日本代表MF遠藤航がレギュラーとして活躍していた守備的MFの補強に動くと予想されているなか、現地メディアではスペイン部レアル・ソシエダのMFマルティン・スビメンディを有力なターゲットとして伝えていた。
リバプール専門メディア「RUSH THE KOP」は「今夏にリバプールの獲得がマストな選手」を特集。「レッズ(リバプールの愛称)は守備的MFを探しているが、現在の6番である遠藤航を明らかにアップグレードした選手でなければ認められないだろう」と中盤の補強について言及されていたなかで名前が挙がったのは日本代表MF久保建英のチームメートでもあるスビメンディだった。
「スビメンディは(遠藤の)明らかなアップグレードと言えるだろうか? どちらとも言えないか? ジョシュア・キミッヒ、ロドリ、(エドゥアルド・)カマヴィンガの世界にはおそらく手が届いていないだろう。しかし、この25歳のスペイン人は彼らのすぐ下にいる。彼はレッズ(リバプール)にとって素晴らしい補強になるだろう」
スビメンディは現時点ではまだ世界のトップオブトップに肩を並べてはいないものの、そこに匹敵するポテンシャルを十分に備えた選手として高く評価されていた。
EUROのメンバーに名を連ねている同選手はスペイン代表でロドリの後塵を拝しているが、クラブでは過去4シーズンでそれぞれ41試合、47試合、44試合、45試合に出場するなど継続性があり、ボール扱いのテクニックはもちろん、ターンやドリブルのスキルも高い。そのなかでも守備から攻撃へと一瞬で切り替えられるパスレンジの広さに関しては「次のレベルに引き上げる」最大の武器として特筆されていた。
国内の強豪バルセロナや、アーセナルやマンチェスター・ユナイテッドなどプレミア勢からも関心を寄せられているスビメンディ。争奪戦必至のタレントをリバプールが射止めることができるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)