浦和の李がサウサンプトン吉田を讃える リーグ杯決勝出場は日本人選手として「本当に誇らしい」
2012年から2年間所属、イングランドでのプレーは「人生の宝物」
イングランドのリーグ杯は現地時間26日に、日本代表DF吉田麻也が所属するサウサンプトンとマンチェスター・ユナイテッドによって決勝戦が行われる。2012年1月から2年間、サウサンプトンでプレーした浦和レッズのFW李忠成は、古巣のタイトル獲得にエールを送った。
サウサンプトンについての話を振った瞬間に、李は「タイトル獲りますね!」と笑顔で返してきた。今も吉田とは連絡を取り合い、試合も見ているという。クラブ関係者のことも知っているだけに、古巣のタイトル奪取を願う気持ちは強い。「選手はもう(吉田)麻也以外は入れ替わっています。ジョゼ・フォンテがウェストハムに行ってしまったのが最後かな。チャンピオンシップ(2部)からの叩き上げで来たのは。(アダム・)ララーナとか、みんな売られちゃったから(笑)」と、少し残念そうに話しつつも、サウサンプトンのリーグ杯制覇を願っている。
サウサンプトンは1975-76シーズンにFA杯で優勝した経験があるものの、プレミアリーグが創設されて以降は1部でのタイトル獲得はない。李が加入した当初はチャンピオンシップの所属で、半年後にプレミアリーグに昇格。それ以来、年々順位を上げてきた。
李はイングランドでプレーできたことを「人生の宝物」と話す。それはサッカー選手の多くが目標とするヨーロッパでのプレーを、実現したからこそ分かることだと話した。
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