札幌が”裏天王山”で京都に0-2完敗 ミシャ監督が前半の2失点悔恨「怖がって入ってしまった」

ペトロヴィッチ監督が試合を総括【写真:徳原隆元】
ペトロヴィッチ監督が試合を総括【写真:徳原隆元】

敵地でノーゴールで敗れた

 北海道コンサドーレ札幌は6月15日、J1リーグ第18節で京都サンガF.C.と対戦し、0-2で敗れた。試合後にミハイロ・ペトロヴィッチ監督は「試合の入りが少し我々、怖がって入ってしまった」と前半の2失点を悔やんだ。

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 試合は前半18分、右サイドの崩しからDF福田心之助がゴール前にクロスボールを供給。FW原大智がニアサイドへ囮の動きを見せると、ファーサイドからMF松田天馬が入り込み、ダイレクトでゴールネットを揺らした。

 そして直後の前半20分、札幌は自陣からポゼッションを試みたなかでDF馬場晴也に対して松田がタックル。こぼれたボールをMF豊川雄太が拾いゴールから至近距離でシュートを放ち、追加点を奪った。

 後半に入ると、札幌はMF近藤友喜が右サイドからチャンスを演出するもゴールを奪えずに0-2で敗れた。

 試合後にペトロヴィッチ監督は「試合の入りが少し我々、怖がって入ってしまった」と前半の2失点について言及。後半は「非常にいい入りができた」と評価したが、「チャンスを決め切れないなかで試合がどんどん進んでいくという状況だった」と決定力不足の面に触れた。

 この試合のキックオフ前にはMFスパチョークらの負傷が発表されたなか、ペトロヴィッチ監督は「怪我人も非常に多いなかで、なかなか選手も揃わない」と厳しいチーム状況を説明。「私自身どうしていくかということで言うのであれば、自分たちがしっかりトレーニングしていくしかない」と、自身と、チームの取り組む姿勢について話した。

 札幌は18節終了時点で2勝5分11敗の勝ち点「11」と厳しい状況に。次節でリーグ戦も折り返しを迎えるなか、巻き返しの一手を打てるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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