3戦連続途中出場のドルトムント香川 決定機逸に米メディア「シュートはポストの裏側へ…」

フライブルクに3-0で快勝、香川は5戦連続のベンチスタート

 ドルトムントの日本代表MF香川真司は、ブンデスリーガ第22節の敵地フライブルク戦で5試合連続ベンチスタートとなり、後半31分から途中出場した。限られた時間でのアピールが続くが、この日も至近距離からのシュートを外してしまうなど結果を残すことはできなかった。試合は3-0でドルトムントが快勝を収めている。

 ドルトムントは前半13分にセットプレーのチャンスで、DFソクラティスがヘディングシュートを決めて先制。相手を圧倒し、後半にはエースのFWオーバメヤンが2得点した。香川は3-0と大量リードを奪った後半31分に、MFデンベレに代わって3試合連続となる途中出場でピッチに立った。エリア内に走り込むオーバメヤンへラストパスを送るなど、得点に絡もうとする積極的な姿勢を示し続けたが、目立ったのはミスの場面となってしまった。

 同40分に左サイドを突破したFWシュールレから絶好のクロスが上がり、ファーサイドにポジションを取った香川はDFと競りながら際どいコースへのヘディングシュートを放ったが、ゴール右サイドネットの外側をかすめた。決定機を逃した香川は、思わず天を仰いだ。

 米スポーツ専門テレビ局「ESPN」の試合採点で、出場時間14分の香川は採点なしに終わった。寸評では決定機を逃したことについて、チクリと一言書かれている。

 

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