ソシエダ久保、トッテナム以外に「プレミア4チームが問い合わせ」とスペイン紙報道
トッテナムは84億円のオファーを出したと報道
スペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英は、去就の噂が過熱している。イングランド1部トッテナムのほかにプレミアリーグ4クラブが関心を示しており、スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は「イングランドのチームが久保を狙う」と取り上げている。
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久保は2022年夏にスペイン1部レアル・マドリードからソシエダへ完全移籍。加入初年度の昨季は中心選手としてリーグ戦9ゴールをマークし、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に貢献した。今季も主力として公式戦39試合で7得点4アシストの成績で存在感を発揮した。
久保の去就動向に関する新展開として英メディア「TEAM TALK」はアンジェ・ポステコグルー監督が率いるトッテナムが5000万ユーロ(約84億円)で「入札を開始した」と報道した。
スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は「イングランドのチームが久保を狙う」と見出しを打ち、久保の状況を伝えている。
「プレミアリーグのトッテナムが久保建英の獲得を熱望し、オファーを出す用意があるという。そのほかに4チームが問い合わせを行っており、リバプールと(マンチェスター・)ユナイテッドは、以前から久保に注目していた。トッテナムはすでに5000万ユーロ(約84億4000万円)のオファーを出しているが、レアル・ソシエダに拒否されたとのこと。今年2月、久保はレアル・ソシエダとの契約を2029年まで更新し、契約解除条項は6000万ユーロ(約101億3000万円)だった。今のところ、彼の立場を変えさせるようなオファーは届いていない」
記事によれば、トッテナムの最初のオファーは受け入れられなかったとのこと。契約解除条項の6000万ユーロが最低限の条件となる模様だ。
「論理的に考えれば、レアル・ソシエダは『CIES Football Observatory』で8000万ユーロ(約135億円)と評価されている久保を欲しがるクラブに6000万ユーロを要求するだろう。もし、クラブが久保の移籍金を全額支払うとすれば、レアル・ソシエダは3300万ユーロ(約55億7000万円)、(一部の保有権を持つ)レアル・マドリードは残りの2700万ユーロ(約45億6000万円)を受け取ることになる」
久保自身は契約更新した際、「ソシエダに満足している」と語っていたが、オフに入って移籍の噂はヒートアップしている。
(FOOTBALL ZONE編集部)