過去にC・ロナウドも指摘…マンUが約100億円で練習施設を改修へ 英注目「ようやくか」
キャリントンの施設をアップデート
イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドが6月14日、キャリントンに位置するトレーニング施設の改修を発表した。完成後の施設内イメージ画像なども公開されたなか、現地では「クラブは改修に5000万ポンドという巨費を投じる」と注目している。
ユナイテッドは今季、エリック・テン・ハフ監督政権2年目を迎えた。昨季リーグ戦3位と、上位進出が期待されたなか、まさかの8位フィニッシュ。FAカップではマンチェスター・シティに勝利(2-1)し、タイトルを獲得したものの不完全燃焼の1年となった。
そのなかでユナイテッドはトレーニング施設の改修を発表。公式X(旧ツイッター)では改修後のトレーニング施設と思われるイメージ画像も公開。ファンからは「やっとの思い」「ようやくか」「ありがとう、ラトクリフ」「素晴らしいニュース」「未来に向けて前向きに!」など、反響のコメントが寄せられていた。
ユナイテッドの共同オーナーのジム・ラトクリフ氏は「トップチームの選手たちとも話し合いを行ったところ、ほかのクラブと比べて基準が低下していることが明らかになった」と、改修に踏み切った過程について説明し、「このプロジェクトにより、マンチェスター・ユナイテッドのトレーニンググラウンドは、再び最高水準に刷新されるだろう」と、今後の未来を見据えた。
また、英紙「ザ・サン」もユナイテッドの施設改修に注目。「5000万ポンド(約100億円)という巨費を投じる」と改修費用について触れ、「改修工事はまず、トレーニング場のジムとリカバリーエリアの改修に重点を置く」と、今後を展望した。
かつて、FWクリスティアーノ・ロナウド(現アル・ナスル)にクラブ施設の老朽化を指摘されてきたなかで今回の改修工事が実現。ロナウドも唸るほどの新施設誕生に期待が高まるばかりだ。