J1町田が怒涛の逆転劇! アウェー横浜FM戦で3ゴール…2試合ぶり勝利で暫定首位キープ

同点ゴールを決めた昌子源(写真右)【写真:(C) FCMZ】
同点ゴールを決めた昌子源(写真右)【写真:(C) FCMZ】

J1リーグ第18節開催、町田が横浜FMを3-1で撃破

 J1リーグ第18節・横浜F・マリノス対FC町田ゼルビアの一戦が6月15日、日産スタジアムで行われ、首位に立つ町田が3-1とアウェーで逆転勝利を収めた。前節のアルビレックス新潟戦(1-3/ホーム)で7試合ぶりの黒星を喫していたなか、2試合ぶりの白星を飾っている。

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 リーグ戦は国際Aマッチウィークによる中断期間を挟み、2週間ぶりに再開。横浜FM、町田ともに前節で黒星を喫して迎えたこの一戦で、最初にチャンスを迎えたのは町田だった。前半8分、左サイドをMF平河悠が単独で突破。そのままペナルティーエリア(PA)内まで持ち込み左足を一閃したシュートはゴール左ポストを叩く。

 自陣からビルドアップを図る横浜FMに対し、前線から果敢なプレスを仕掛けた町田がペースを掴みかけたが、横浜FMがワンチャンスを確実にものにする。前半14分、ゴール前へ放り込んだ浮き球からがPA右にこぼれると、これを拾ったFW宮市亮が右足でコントロールショットを突き刺し、1-0とリードを奪う。

 ビハインドを背負った町田は、平河を起点に反撃。前半32分、左サイドを深くえぐった平河がマイナスのクロスを送ると、中央でパスを受けたFWエリキが狙うもシュートは枠外に。それでも同43分、敵陣右サイドで得たフリーキック(FK)から同点に追い付く。MF下田北斗からのボールに反応した平河はミートできずも、こぼれ球に反応したDF昌子源が蹴り込み、1-1のタイスコアとして前半を折り返した。

 後半に入ると流れは町田へ。開始早々、右サイドを駆け上がったDF望月ヘンリー海輝へのロングボールからゴールに迫る場面を作ると、同6分にカウンターからチャンスが到来。FWエリキが持ち込んだ流れからMFバスケス・バイロンの右クロスにファーサイドで平河が反応も、シュートはポストに阻まれる。

 それでも同12分、中盤でボールを奪った流れから一気にPA内右のバスケス・バイロンへスルーパスが通ると、中央へのクロスにFW藤尾翔太が合わせて2-1と逆転に成功。さらにその4分後、PA手前絶好の位置で得たFKのチャンスで、下田が得意の左足で直接狙うとゴール右へ鮮やかに決まり、怒涛の攻勢で一気にリードを2点に広げた。

 横浜FMは後半36分、DF松原健のシュートが相手に当たったボールのこぼれ球をMF天野純が押し込み得点も、直前のファウルを取られ、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)介入後のオンフィールド・レビューの結果、ノーゴールに。町田に流れが傾いた試合はそのまま2点差で終了。この結果、町田は勝ち点38に伸ばし、翌日に試合を控える2位鹿島アントラーズと同3差で暫定首位をキープしている。

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