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元戦友がジェラードへの惜別コラムを英紙に寄稿 「なぜこんなことに……」
ジェラードはプレミア史上最高の選手
一方で、クラブ側はレジェンドを説得すべきだったとキャラガー氏は主張。マンチェスター・ユナイテッド一筋で引退したライアン・ギグスを引き合いに出しながら、選手兼コーチングスタッフなどの選択肢があったことにも言及している。
また、過去のデータを振り返り、ジェラードがプレミアリーグ史上最高の選手であると分析。「彼は8度PFAの年間ベストチームに選出されている。新記録だ。ギグス、パトリック・ヴィエラ、アンリでも全盛期に6回。ロイ・キーンとフランク・ランパードで5回、ポール・スコールズで2回だ」としている。
キャラガー氏は改めてリバプールの「生ける伝説」スティーブン・ジェラードが唯一無二の存在であることを強調する一文で、文章を締めくくっている。
「今後、全キャリアをリバプールに尽くしてくれるワールドクラスの選手が現れるか? その答えは『現れない』だよ」
ジェラードが今季限りで退団することについて「絶望した」と表現しているキャラガー氏。その言葉に象徴されるように、リバプール全体が悲しみに包まれている。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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