伊藤洋輝のバイエルン電撃移籍、アジアサッカーにも衝撃…中国解説者「目を見張るものがある」
伊藤はバイエルンと移籍金51億円の4年契約を締結
ドイツ1部バイエルン・ミュンヘンは現地時間6月13日、同じブンデスリーガのシュツットガルトから日本代表DF伊藤洋輝を獲得したことを発表した。2028年までの4年契約で、移籍金は推定3000万ユーロ(約51億円)。言わずと知れた世界屈指のビッグクラブが日本代表選手を獲得したことは、日本に限らずアジア諸国にもインパクトを与えている。
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中国版X(旧ツイッター)の「微博(Weibo)」で、約500万人のフォロワーを抱え、長年ブンデスリーガやドイツ代表の試合を解説してきた張力(ジャン・リー)氏は、「近年の伊藤の進歩は目を見張るものがある。J2リーグからドイツへの成長はかつての香川真司(セレッソ大阪→ボルシア・ドルトムント)を思い出す。ただ、よりハイレベルな舞台で通用するか、伊藤自身に限らず獲得を決めたエウベルらクラブ幹部も試される」と見方を示した。
ジャーナリストの孫雨軒(スン・ユーシュアン)氏も、「J2からここまで上り詰めたのは凄い。左サイドバックとセンターバックをこなし、パスや足もとの技術があり、スピードも悪くない。左からのロングパスは強み。ただ身体はあまり強くない」と分析。また、古巣のシュツットガルトに関しても、「シュツットガルトの総監は、J2にいた伊藤を獲得。2021-22シーズン最終戦では伊藤のアシストで、現リバプールの遠藤航が決勝点を決め残留した」と触れている。
「微博」のバイエルン公式アカウントでも伊藤獲得が発表。コメント欄では中国人ファンの歓迎の声以外に、「(伊藤と同じ左利きDFのオランダ代表DFマタイス・)デ・リフトを売らないでくれ」「代わりに(フランス代表DFダヨ・)ウパメカノや(韓国代表DF)キム・ミンジェを売るならまだしも、デ・リフトを売ったらファン辞める」と、伊藤の加入による玉突き移籍を心配する声が多かった。
(FOOTBALL ZONE編集部)